9月8日(金)4校時 視聴覚室
総合進学コース2年生138名を対象とし、株式会社ベイシア様との産学連携商品開発プロジェクトに関する講演会を開催しました。
このプロジェクトは、「総合的な探究の時間」を活用し、本校が推進する「産学連携による協働学習を通して、コミュニケーション能力や発想力を育成すること」を目的とした取り組みの一環で、これからの社会をよりよく生きていくために必要とされる資質や能力を育成するものです。
この度、地元群馬県前橋市に本部を置き、1都14県下130店舗を展開する株式会社ベイシア様にご協力いただき、生徒たちに商品開発を経験させることで、思いを形にすることの楽しさや難しさなども体験してもらえたらと思います。
講演は人財戦略部 鈴木様によるベイシアの紹介から始まり、「For the Customers(すべてはお客様のために)」という企業理念のもと、「より良いものをより安く」をモットーに商品をお客様に提供しているというお話がありました。
続いて、商品企画開発部長の須永様から、これまで開発してきた具体的な商品の説明がありました。お話の中では、「そもそもなぜスーパーが商品開発するのか?」や「どんな人のための商品開発なのか?」、「商品開発ってどのように行うのか?」など、たくさんの問いかけがあり、それぞれに対する理由や目的、流れやポイントなどについて、たいへんわかりやすく説明していただきました。
そして、仕事をする上で大事な考え方についてもお話いただきました。「社会は助け合いで成り立っているので、誰かのためにならない仕事はないんですね。誰かのためになるには、相手の立場に立つことが非常に大事です。このプロジェクトではみなさんにもぜひその視点をもって取り組んでもらえたらと思います。」こうしたお話が伺えるのも産学連携ならではです。
最後に鈴木様より、今回のプロジェクトにおける課題テーマの発表がありました。生徒たちはこれから3か月かけて、開発したい食品をグループごとに考え、アイデアを発表していきます。柔らかい発想でどんな商品アイデアが生まれるのか楽しみです。