12月6日(木)
今年度で第7回目となりました、図書委員会主催の読書会。
昨年度に引き続き、広く生徒に参加してもらおうと、
教科書に掲載されている作品、中島敦著『山月記』で行いました。
今回も若手の先生にご参加いただき、2班に分かれ、
自己紹介で「自分が動物に変身するとしたら、何になるか」を
発表してもらった後、
「人物 李徴について」
「自分が李徴だったら」
「李徴を呼んだ「声」について」
「夢が叶わなかったとき」
などのテーマについて、話し合いました。
今回の参加者は生徒11名、先生方4名。
自分の自尊心のために虎に変身してしまった李徴について
共感や反発など、いろいろな意見が述べられ、
また、授業では語られない先生方の率直な意見に触れ、
作品の読みを深めた読書会となりました。
なお、今回の記録も、参加者が模造紙に記入する形式(ワールド・カフェ方式)にし、
他の生徒にも見てもらえるよう、後日、廊下に掲示しました。
読書会の楽しさを、皆に知ってもらえたらと思います。