第11回前橋育英高等学校図書委員会読書会
7月15日(金)
今年度で第11回目となりました図書委員会主催の読書会は、新潮文庫版の志賀直哉著、『小僧の神様』 で行いました。
今年度も新型コロナウィルス感染症予防のため、消毒やマスク着用、少人数で席を空けて座るなどの対策を施しました。
自己紹介で「お鮨のネタで、好きなものは?」という質問について答えてもらい、鮨が食べたい主人公の気持ちになってもらった後、ストーリーにそって、
1.鮨を食べるまで
2.鮨を食べた時
3.鮨を食べた後
4.どの時点が幸せであったのか
小僧仙吉、貴族院議員Aそれぞれの立場から考察しました。
今回は先生方のほかに、図書委員OGの卒業生にも参加してもらえ、いろいろな意見が聞かれて楽しい読書会となりました。参加者には、他人の考えを聞き、自分の思いを語るという読書会の醍醐味を感じてもらえたようです。
なお、今回の記録も各自付箋に感想や意見を記入してもらい、最後に模造紙に貼付する形にし、他の生徒にも見てもらえるよう、後日、廊下に掲示しました。