本校では年に数回、「進路の日」と題して、各学年・類型に応じた進路行事を開催し、生徒が進路について考える様々な機会を提供しています。
今回は1･2年生を対象に次のようなプログラムを実施しました。

Ⅰ類：東京大学や早稲田大学などの難関大学に通う現役学生によるシンポジウム

Ⅱ類：地元国公立大学に通う先輩（卒業生）によるシンポジウム

Ⅲ･Ⅳ類：大学･短大･専門学校等から講師の先生方をお招きしての職業体験フェア

生徒はそれぞれ興味のある分野を選び、専門の先生方からの説明を聞きながら楽しそうに職業体験に臨んでいました。将来の進路を考える上で、とても有意義な時間を過ごせた様子でした。

Ⅴ類･保育科：育英短期大学の講師の先生による講話
育英短期大学から専任講師の新井先生にお越しいただき、保育士の仕事についての講演をしていただきました。先生は県内にある保育園の園長もされており、現役ならではの目線で話していただいた内容は、将来保育士や幼稚園教諭を希望する保育コースの生徒にとって、非常に興味があるものでした。

とかく世間では、保育士の仕事に関して後ろ向きな情報を耳にすることが多くなっています。しかし求人や給与などの面で、現状はかなり改善されているようです。1年生が育英短期大学に進学し就職をする約４年後は、さらに良い職場になっていると思える内容に、生徒たちも希望が膨らんだことと思います。何より子どもを育てること、その成長を間近で感じられること、そんな保育者という仕事の素晴らしさを感じられる講演でした。
11月には、大利根育英幼稚園や育英短期大学を実際に見学する行事も組まれています。今回の講話や体験を、意識の高い保育者を目指すきっかけにしてもらいたいと思います。

当日は多くの講師の皆様にご協力をいただき誠にありがとうございました。