今月から生徒の交通委員が教員と一緒に学校周辺の道路に立ち、交通マナー向上を呼び掛けています。
自転車通学時、1万人当たりの事故件数は群馬県の高校生が全国で最も多く、調査が始まった14年から8年連続でワーストとなっています。群馬県は人口あたりの自動車の保有台数が全国トップという背景もあり、自動車と自転車の接触事故がたいへん多い状況です。特に中高生の事故は自転車側に判断ミスなどがあった割合が高いとの分析もあるため、的確に運転できるよう判断能力を鍛える必要があります。
現在、群馬県警と群馬県教育委員会は自転車を利用する生徒の交通マナー向上を目指して「自転車セーフティープロジェクト」に取り組んでいます。年度ごとに各地域の高校を指定校に選び、登下校時の啓発活動などを推進しており、今年度は本校がそのモデル校として指定を受けました。一人ひとりが意識を高め、交通ルールの順守により、自転車事故を減らしていきましょう。
一時停止標識のある交差点で一時停止と安全確認を促す交通委員の生徒と校長先生