第65回記念群馬美術家連盟展(第41回県民芸術祭参加)のジュニア部(高校生まで対象)において、
美術部3年の滝沢さんが初出品新人賞を受賞しました。
この賞は、ジュニア部の最も優秀な作品に贈られる賞です。
去る7月2日(日)
受賞者によるギャラリートークと表彰式に出席しました。
なお、受賞作品は7月5日(水)まで前橋市民文化会館(小展示室)に展示されています。
〈審査委員の先生方からの講評〉
一見すると一色に見えるが
何色も色を重ねた重なりと深みがあり
他の作品とは違う雰囲気があった。
写実力に優れ、構成の発想に独自性を感じる。
「道路」という素材に注目したことがおもしろく
見る人に考えさせるよい作品である。
〈滝沢さんのコメント〉
受賞作品「諸人の跡」
これまで風景を描くことが多かったので
今回は「人」を描いてみようと思いました。
ただ、普通ではつまらないので
「人」を直接描かずしてどうやって「人」を描くかと考えました。
「人」から連想した「足跡」「車(車輪)」「道路」「ひび」など
「人が生み出したもの」「人の営みが年月をかけて残したもの」を素材に
他の人とは違う作品を制作しようと取り組みました。