普通科Ⅴ類保育コース(1・2年生)、保育科(3年生)を対象とした、観劇教室が実施されました。コロナ禍の影響などもあり、校外へ出ての鑑賞は2018年以来となります。
今回は東京演劇集団 風の皆さんをお招きし、「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」の鑑賞でした。三重苦を乗り越えたヘレンと、それを支えたサリバン先生の物語に、2時間という上演時間があっという間に感じられるほど惹き込まれました。
多くの生徒が保育士・幼稚園教諭を目指す生徒にとって、人を育てることの難しさや喜び、家族の愛の大切さが感じられる舞台でした。障がいを共に乗り越える勇気を持った二人の気持ちを中心に展開された舞台を観て、温かい気持ちで鑑賞を終えることができました。
終了後はステージ見学も実施され、実際の舞台装置や大道具を間近で見ることもできました。さらに出演者の方々から色紙もいただきました。このような機会を通し、将来の保育活動に役立てられることを感じていってほしいと思います。