高大連携行事として、多くの生徒が進学を希望する育英短期大学へ、授業体験に行ってきました。
体験学習A「保育者の仕事〜保育現場にとどまらない保育者の役割〜」保育者が必要とされているのは、保育所や幼稚園、認定こども園だけではありません。今回は保育士や幼稚園教諭の養成と、その活躍の場について一緒に考えましょう。(大屋准教授)
Aさん「保育園・幼稚園にとどまらず、子どもと関わる仕事は自分が知らないだけでたくさんあるんだなと改めて思いました。保育園は子どもの生活を支える、幼稚園は指導を中心に教える、と違っていたので、自分はどちらのほうが向いてるのか短大に行ってからいろいろな授業を通して学びたいと思いました。」
Bさん「初めに保育者とは何だろう、という導入で始まり保育園、幼稚園、認定こども園にとどまらないその他の保育者が働く仕事についての講義を受けた。園で働く以外にも栄養士、ベビーシッター、児童厚生指導員など、子どもに関わる職業についての話を聞くことができた。保育士資格は合格率30%以下と想像以上に高難易度に感じたが、その資格を活かせる職場が想像より多かったことが印象的だった。保育者として活躍するためには高いコミュニケーション能力が必要で保護者との信頼関係を築いていくことが大切ということも学んだ。」
体験学習B「子どもの造形表現と保育者の役割」さまざまな造形表現をとおして、子どもの表現と、保育者の働きかけについて考えます。(井上講師)
Cさん「子どもは大人と違って、発想が面白いと思った。与えなくてもその場の環境で遊びを見つけ出し、工夫して遊んでいた。そういう感性を引き出していける先生になりたいと思った。」
Dさん「造形についてあまり詳しく知らなかったが、今回の体験授業をとおして深く知ることができました。体験をして石をどこに置こうか、どう組み立てようか、など色々考えることがありました。ビデオで子どもたちがLEDライトを使って自由な組み方をしたり、紙コップの中にライトを入れてきれいな光を出したりしていました。子供たちの感性が豊かだな、と感じました。色々なことを学べたと思いました。」
座学教科と実技教科とを1つずつ受講しました。高校の50分授業と違い90分間の授業でしたが、高校とは違う新鮮な内容もあいまって、あっという間に感じられました。今回の経験を、将来に繋げていきたいと思います。