2月10日(日)本校視聴覚室で、聴覚障がい者である大塚貴之さんの人権講話が行われました。
大塚さんは、下のプロフィールにもあるように、デフラグビー(聴覚障がい者のラグビー)で日本代表主将を務めた経験もある方です。
<プロフィール>
大塚 貴之(おおつか たかゆき)
1992年5月30日生まれ
小学4年のとき学校のクラブであるタグラグビーと出会い、中学から『ぶんごヤングラガーズ』でラグビーを本格的に始める。
生まれつき耳が聞こえないながらも大分雄城台高校ラグビー部ではキャプテンを務め、帝京大学ラグビー部、六甲クラブとラグビーを続けた。2018年デフラグビー(聴覚障がい者のラグビー)世界大会では日本代表キャプテンを務めた。
現在は、デフラグビーの普及・強化活動に取り組んでいる。
大塚さんは、手話や唇の動きを読みながらコミュニケーションをとっていると説明し、「コンプレックスも武器にして、自分の個性に変えることができれば大きな力になる」とお話しして下さいました。
《生徒の感想》
大塚貴之さんの講話ではコミュ二ケーションについてお話しをしてもらいました、講話では、ラグビーを始めたきっかけや、高校、大学でのラグビーで培った、コミュ二ケーション能力について、お話を聞かせて頂きました。
一人ひとりと、話し合うことや、共有することで、難聴の壁も関係なくプレイすることが出来ると聴いて、僕はまだまだ、みんなと話し合う力が不足していると感じました。
今後は、しっかりと話し合い、プレイ中でも、コミュ二ケーションを取り、仲間と共通理解をとれるようにしていきたいと思いました。
1年 戸井郁也
ラグビー部はこの講話の後、グラウンドにてコーチングを受けました。生徒にとって貴重な経験となりました。