本校生徒3人6歳児助ける
交通事故防ぎ感謝状
交通事故に遭いそうな女児を助けたとして
本校生徒3人が、2月14日、前橋署長から感謝状をいただきました。
感謝状を受け取ったのは、ダンス部3年の朝比奈亜美さんと清井未来さん、サッカー部2年の小野晴基君。
3人は1月31日午後8時頃、部活動の帰りに前橋市南町の生川交差点付近で
交通量の多い車道を幼い女の子が歩いて渡っているのを発見。
異変に気づき、導流帯(ゼブラゾーン)に女児が立ち止まったのを見ると
「危ないから動かないで!」などと叫びながら、懸命に両手を大きく振って行き交う車を止めました。
急いで女児のもとへ向かうと、朝比奈さんらは女児を抱きかかえて歩道まで連れて行き
安全を確保した上で、近くにいた人に110番通報をお願いしました。
女児は親御様が一瞬目を離した隙に自宅からいなくなったため
警察に連絡をし、行方を捜していたところでした。
翌日、女児のご両親は「どうしてもお礼の気持ちをお伝えしたい」とのご意向で本校を訪れ、3人と面会。
「危険を顧みず、娘を救ってくれた3人に本当に感謝しています。」とお礼の気持ちを述べられました。
3人は「とっさのことで体が先に動いた」「無我夢中だった」
「なかなか車が止まってくれなくて怖かったけど、勇気を出して行動でき、女の子を無事助けることができて良かった」
と緊迫の状況を振り返りました。