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上毛文芸 青春短歌 U20・ジュニア俳壇
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【トピック】広報室より
2024
4.16
【広報室より】
上毛文芸 青春短歌 U20・ジュニア俳壇
上毛新聞の「青春短歌U20」、「上毛ジュニア俳壇」に、昨年度の3年生(卒業生)が授業で取り組み投稿した短歌・俳句の中から、いくつかの作品が選ばれ紙面掲載に至りましたのでご紹介します。

【青春短歌U20】

◇特選◇

昔から追いかけてきた白い球離れた今に分かる楽しさ  市川咲姫

三年間苦しめられた冬の風サッカーボールが宙を泳ぐ  橋本悠聖

◇入選◇

群馬県風が強すぎなんなんだ夕暮れ時の空は荒海  山田開理

襟握り汗水流し三年間後悔なしの柔道人生  荒木紅葉

来ないでよそう願うたび絶対に外野に飛んだ私のところ  下境あかり

夕空に鳴り響く笛終わりの音まだ続けたい高校サッカー  斉藤陽太

夕方の蜜柑をむいた指先に残る黄色が冬の楽しみ  高橋飛成

日の照らす幼き自分を思い出す荒ぶる心暗がりの部屋  宮本健吾

おはようと声をかけたら返される小さな幸せ身にしみており  熊谷康正

鼻づまり花粉の時期というけれど僕にとっては日常のひとつ  坂入健士郎

映画とか漫画のような部活動そんな青春なかったんだよ  下山純也

進まない風強すぎてチャリこげぬあと少しだけ頑張ってくれ  信澤快都

誰だっけ思い出せない君の名をこれだから嫌老いというのは  長田琉雅

【上毛ジュニア俳壇】

雑煮待つ祖父と一緒に将棋うつ 長田琉雅

ころぶたび青空広がるスキーだな 高橋平

スタジアム声がやまないサッカーだ  遠藤琢馬


10代ならではの感性で、青春の情景が目に浮かぶような短歌・俳句でした。

 
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