夏休み直前という7月17日に、第4回図書委員会ビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは知的書評合戦とも言われ、自分の好きな本について発表し、発表者の本の紹介を聞いた観戦者が、一番読みたいと思った本に投票して、チャンプ本と呼ばれる1番の本を決めるという、コミュニケーションゲームです。
公式ルールでは、5分間の発表ですが、前橋市地区大会に合わせて今回もひとり3分間の発表としました。
今回も全校生徒に参加者を募り、9名もの発表者が出てくれ、観戦の生徒は10名、教員6名となりました。
それぞれの発表者がおもいおもいの発表を行ってくれ、観戦者の投票の結果、1年生大塚君の『夜のピクニック』(恩田陸著 新潮文庫)がチャンプ本に選ばれました。
準優勝は1年生寺島さんの『その時までサヨナラ』(山田悠介著 河出文庫)でした。
なお優勝者、準優勝者には育英高校代表として前橋地区ビブリオバトルに参加してもらうことになります。
ビブリオバトル終了後、図書室では、発表された本を展示しましたがすぐに貸し出しに出てしまいました。
発表を聞いて、本を読みたくなった生徒が何人もいたのです。
「自分の好きな本を誰かに読んでもらいたい」というビブリオバトルの理念が、実践されたように感じました。