図書だより 令和2年度第2号(令和2年8月3日発行)
前橋育英高等学校図書館 <図書だよりからピックアップ>
今年は新型コロナウィルス感染症のために、いつもより短い夏休みとなります。
感染症に対して、まだまだ個人個人が対策をとらなければならない夏となり、気疲れしてしまうこともあるでしょう。
そんな人のために、今年の夏のオススメ本は、「前橋育英高校人気のライトノベル」
夏休み中、家で気軽に別世界を楽しんでみませんか!
*感染症対策のため、カウンター前のブックトラック で展示しています。
☆夏休み貸し出し始まっています!
開始日 7月27日(月)より
冊 数 10冊まで
返却日 8月24日(月)
●令和2年度図書購入希望アンケート結果●
7月に行った生徒への図書購入希望アンケートをもとに、以下の図書を図書室に入れました。
書 名 (著者名 出版社等)
【図書】
ノベルダムと本の虫 (天川栄人 KADOKAWA)
日本神話の男と女 (堂野前彰子 三弥井書店)
古代日本神話と水上交流 (堂野前彰子 三弥井書店)
自分をあきらめるにはまだ早い 改訂増補版
(手塚マキ ディスカヴァー・トゥエンティワン)
Dジェネシス 01 (之貫紀 KADOKAWA)
リビルドワールド1 上 (ナフセ KADOKAWA)
俺の残機を投下します (山田悠介 河出書房新社)
新薬に挑んだ日本人科学者たち (塚﨑朝子 ブルーバックス)
鬼人幻燈抄 1 (中西モトオ 双葉社)
強くなりたいきみへ! (ジョーンズ 講談社)
問いかけ続ける (ジェイムズ・カー 東洋館出版社)
おこりじぞう (山口勇子 金の星社)
とにかくさけんでにげるんだ (ボガホールド 岩崎書店)
あなたのチームがうまくいかないのは「無意識」の思いこみのせいです
(守屋智敬 大和書房 )
【文庫】
Fate/strange Fake 1 (成田良悟 電撃文庫)
薬屋のひとりごと 1 (日向夏 ヒーロー文庫)
君を愛したひとりの僕へ (乙野四方字 ハヤカワ文庫JA)
数字で救う!弱小国家 1 (長田信織 電撃文庫)
錆喰いビスコ 2 (瘤久保慎司 電撃文庫)
響け!ユーフォニアム (武田綾乃 宝島社文庫)
余命10年 (小坂流加 文芸社文庫NEO)
時給三〇〇円の死神 (藤まる 双葉文庫)
僕たちの小指は数式でつながっている (桜町はる 宝島社文庫)
さよならの言い方なんて知らない。 (河野裕 新潮文庫)
海が見える家 (はらだみずき 小学館文庫)
クロノス・ジョウンターの伝説 (梶尾真治 徳間文庫)
怪人二十面相 (江戸川乱歩 新潮文庫)
闘争の倫理 (大西鉄之祐 鉄筆文庫)
☆済田翔平先生のオススメ!
『もうちょっと「雑」に生きてみないか』 和田秀樹著 新講社
何でも完璧にこなそうと思っていませんか?一人で何でもできる人間なんていません。残念ながらできないことはできません。
冒頭いきなり失礼いたしました。完璧主義を否定するわけでも、怠け者を推奨するわけでもないんです。この本は、つい頑張りすぎてしまう人に、少しでも力を抜いて生きるきっかけを与える本です。
あなたにできないことは、他の誰かがやればいい。完璧でなくても、それなりであれば大概のことはどうにでもなります。明日できることであれば、明日やればいいんです。
もう一度言いますが、怠けることを推奨するわけでは全くありません。今この話がピンとこない人も、卒業後など環境が変わり、疲れたなと感じたときがあれば、ぜひこの本を思い出してください。無理をしすぎず、自分に素直に、適度に手を抜き、上手に生きてください。
☆「私のすすめる一冊・4」から先生方のおすすめ本を読んでみよう!
『ファミレス』 図書委員3年 蓮見
この本は、2017年に「恋妻家宮本」というタイトルで映画化もされた小説です。主人公は中学校教師で、趣味の料理をこよなく愛する宮本陽平です。
陽平を取り巻く人物は、クラスの生徒達、料理仲間の一博、康文、家族などで、年代、職業、生活スタイルが全く違う人達で、色彩豊かです。
三人のおじさん達が、家族、夫婦の事で悩みながらも、いろいろな人達と接していきながら、家族、夫婦について考え、その大切さを知っていきます。
おじさんになっても、友人がピンチの時には助け合う、固い友情がある事を知りました。セリフや登場人物の考え方に、共感出来るところが多くありました。また、こんな考え方もあるんだという発見もありました。
とても読みやすく、感動的だったり、クスッと笑える場面もあるので、ぜひ読んでみてください。
推薦者:水野真和先生 『ファミレス 上・下』 重松清著 角川文庫
*「私のすすめる一冊」は育英高校で3年ごとに発行している、先生方から生徒へのおすすめ本のガイドブックです。第4号は平成29年に発行されました。これは先生方のおすすめの本を読んでみようという企画です。
☆ 新刊図書案内ぴっくあっぷ
書 名 (著者名 出版社)
【図書】 デジタルで読む脳×紙の本で読む脳
(メアリアン・ウルフ∥著 インターシフト)
その話、諸説あります。(ナショナルジオグラフィック∥編 日経)
それでも人生にイエスと言う (V.E.フランクル∥著 春秋社)
有権者って誰? (藪野祐三∥著 岩波書店)
次のテクノロジーで世界はどう変わるのか (山本康正∥著 講談社)
嫌いな人がいる人へ (古山有則∥著 KADOKAWA)
古生物のしたたかな生き方 (土屋健∥著 幻冬舎)
動き始めたゲノム編集 (ネッサ・キャリー∥著 丸善出版)
5G 次世代移動通信規格の可能性 (森川博之∥著 岩波書店)
図説モネ「睡蓮」の世界 (安井裕雄∥著 創元社)
今より強く!を目指して
(日本陸上競技連盟医事委員会∥編著 ライフサイエンス出版)
日本人の9割が知らずに使っている日本語 (岩田亮子∥著 青春出版社)
一日の会話のすべてを英語にしてみる (曽根田憲三∥著 ベレ出版)
美しい「歳時記」の植物図鑑 (山川出版社)
カケラ (湊かなえ∥著 集英社)
できない相談 (森絵都∥著 筑摩書房)
猫を棄てる (村上春樹∥著 高妍∥絵 文藝春秋)
旅ごはん (小川糸∥著 白泉社)
【文庫】本の読み方 (平野啓一郎∥著 PHP研究所)
最後のトリック (深水黎一郎∥著 河出書房新社)
明るい夜に出かけて (佐藤多佳子∥著 新潮社)
花埋み 改訂新版 (渡辺淳一∥著 集英社)
花髑髏 改版 (横溝正史∥著 角川書店)
うらおもて人生録 改版 (色川武大∥著 新潮社)
☆第66回青少年読書感想文課題図書紹介
読書想文コンクールは課題図書の方がオススメ。ぜひ挑戦してください!
『廉太郎ノオト』 谷津矢車 著 中央公論新社
「荒城の月」は、みなさん歌ったことがあるでしょう。作曲者は滝廉太郎。明治時代、日本の新しい音楽の時代を生きた、滝廉太郎23年間の軌跡。
『フラミンゴボーイ』 マイケル・モーパーゴ 作 小学館
第2次世界大戦末期、ドイツ軍に占領されたフランス。フラミンゴと話ができる障害を持った少年と、ジプシーの少女の、友情の物語です。
『キャパとゲルダ』 マーク・アロンソン 著 あすなろ書房
スペイン内戦中に撮影した、「崩れ落ちる兵士」の写真で一躍有名写真家となったロバート・キャパ。彼をプロデュースしたゲルダと、彼女に写真を教えたキャパ。カメラマンとして、戦場を駆け抜けた2人の記録です。
☆読書会は9月開催!
この夏休み中にぜひ読んでおいてください!
『トカトントン』 太宰治著
インターネットのサイト
「青空文庫」で全文が読めます。 https://www.aozora.gr.jp/
印刷したものが図書室にあります。ご自由にお持ちください。